当時を思い出した
昔お世話になっていた横河の統括コーチと話をさせて頂いた。
私がいた当時の横河といえば、東京で初めて優勝するくらいのチームだった。
因みにその頃の立九はというと、市民大会1回戦負けのチームである。
十数年前から比べれば、横河も立九も大きく成長をしている。
そして、私は市民大会1回戦負けの立九を選んだ。
何度も何度も悔しい思いをした。
土日に市民大会の予定があれば、日曜日は必ずオフ。
日曜日はコーチたちと遊びにいくのがお決まりだった。
いま考えると99%のチームは、そこに甘んじるだろうと思う。
当時若かったのもあり、あと先考えずガムシャラにチャレンジし続けたられたことが功を奏したのかもしれない。
冷静に考えると恐ろしい話である。
まだまだ上を目指しているが、気が遠くなるほど長い道のりである。
どうすれば強くなれるのか
どうすれば上手くなれるのか
私なりに一つの答えは持っていたが、それが正解とも限らない。
ただそれを信じてやってきた。
常々思うことは、急にはそうならないということだ。
階段は一段づつしか上がれない。
一段飛ばしであがったとしても、最終的にその一段も踏み直すために、上から戻らないといけない。
それも上がってみて初めて分かる。
上がるのは本当に大変なことだが、下がるのはあっという間ということも忘れてはいけない。
いまや横河も立九もチーム力が上がり、ちょっとだけ胸を張れるチームになってきた。
それは強さではなく、自分たちがやってきた軌跡に胸を張れるという意味である。
きっと
「胸を張れるチームであれば納得ができる」
こう改めて思う。