ボクらの時代

先日、元サントリーサンゴリアスで日本代表のLO栗原誠治氏とお会いした。191㎝の体とさすが元ラガーマンの体つきは見るものを釘付けにする風貌でした。話を聞いていると昔の日本代表の話から今回のW杯の話まで実にワールドワイドな展開でした。なかなか私の聴きたい話にならなかったので自分からふってみた。今回の五郎丸人気をどうお考えですか?と言った瞬間、「あんなもんマスコミに作られたスターや」「あの位のレベルの選手は日本にも沢山いる」と現実味のあるお言葉を頂きました。さすがにヤマハの監督清宮氏の先輩は言うことも豪快でした。しかし元プロスポーツ選手のお話はどの方の話を聴いても、必ず自分の時代の方がスゴかったと言う。それは読売ジャイアンツがV9時代の5番打者、柳田真宏氏と話をした時も仰ってました。「今のジャイアンツは何をやってるのか分からない」「昔は練習に練習を重ねてテレビに映るから余裕の顔など出来ない」とまで言っていた。おそらく同じ立場にいた人間のみぞ分かる身体の仕上がり。
それを考えると現代のプロスポーツ世界は本質的な部分を突き止めていない、一種のパフォーマンスなのかもしれない。

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