本質

少しづつ練習試合を行っています。

選手たちの表情は晴れやかです。

どのチームの選手たちも生き生きとしています。

子どもたちが笑顔でサッカーができること、まさに少年サッカーの根底にあるものだと思います。

最初はみんなボールを蹴ることが楽しくて始めたサッカーも、いつからか試合に勝つことばかりにとらわれてしまいます。

たしかに勝つことで見えてくる世界もあります。

でも、その世界が絶対ではありません。
強いからすごいわけではありません。
偉いわけでもありません。

ただ、練習すれば上手になります。
そうすると、試合で勝つ確率は上がります。

だからこそ、ノビシロを残しておかないといけません。

練習をやり過ぎれば、小学生のうちは勝てます。
上手に練習をやれば、高校生より先で勝てるようになります。

いつの日も子どもたちは勝ちたいと思います。

しかし、本当に子どもたちに勝たせたいのであれば、それは今ではないのかもしれません。

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