無精髭すらかっこよく見える

イチローは天才と言われている。

凡人と天才。

どこが違うのか…

野村克也氏はイチローのことを自分と比較して天才と評している。

では果たして、どこがどう天才なのか?

一言で言えば、変化球を打つ天才。

普通の選手は、ストレートを待っていて変化球が来ると打てない。
その逆はもっと打てない。

しかしイチローはどんな変化球もヒットにしてしまう。

ホームベース付近でワンバウンドしたボールをヒットにしたあの姿はあまりにも有名だ。

そしてイチローのお家芸

内野安打

実に全ヒットの23%が、この内野安打である。

この内野安打も狙っていると言われている。
要は、わざとあたりそこないの打球にしているということだ。

バットの芯に当てようと思うのが普通だが、イチローはわざとバットの先の方、もしくは根元の方に当ててボールをつまらせるという。

そんな技術が例えあったとしても、並みの選手では到底できる技ではない。

そしてイチローのスゴさはバッティングだけではなく、守備範囲が広く、取ったボールをノーバウンドでホームまで届かせる強肩も普通の選手とは違う。

「天才は99%の努力と1%の才能」
とよく言われるが、ここまでくるとその1%の比重がとても大きな要素のような気がしてくる。

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