面壁九年

日野市の某少年サッカーチームの代表がヨーロッパに旅立った。

指導者研修を受ける為にオランダとドイツに行くと言っていた。

素晴らしく向上心のあるこの指導者は、立九チームとは15年来の付き合いだ。

やはりチームの為に、子供たちの為に、自ら行動を起こさなければならない。

日本は島国という事もあり、世界の動きを肌身で感じにくい。

その小さな枠組みで、何か物事を判断するには余りにも視野が狭すぎる。

世界は、サッカーだけではなく政治も文化も目まぐるしく変化している中で、その変化をいち早くキャッチして子供たちに伝える。
言わば伝道師的な役割も担っている。

やはり一つの事を極めるというのは、片手間では成し得ない。

自分自身を見つめてその事柄と向き合って、初めてスタートラインに立てる。

たかが少年サッカー
されど少年サッカー

私が指導者に成り立ての頃、羽衣SCの田代代表から教わった言葉が今になってようやく分かるようになってきた。

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面壁九年