一番初めは聖徳太子

昭和33年に日本に初めて一万円札が出来た。

この頃、サラリーマンの平均月収が15.000円である。

15.000円を今の貨幣価値に換算すると、300.000円になる。

という事は当時の一万円札の価値を現代に置き換えると、200.000円の価値があったことになる。

例えば今の時代に十万円札が出来たとしよう。

月収300.000円もらう場合、3枚になる。

何だか物足りなさを感じる人が殆どであろう。

当然、高度経済成長期の前の話だが、第ニ次高度経済成長政策を安倍晋三内閣にも期待をしたいが無理であろう。

昭和35年池田勇人内閣のスローガンは「所得倍増」である。
国民全員が10年以内に、今の給料を2倍にすると言って昭和42年に目標達成をした。
昭和43年に国民総生産GNP世界第2位まで駆け上がった。

今の日本には生産性どころか、円高の影響もあり海外の品物が高い。

生産性とは流通であり、惜しまないことに繋がる。

お金の価値が分からない人が多い中、この政策はこの時代に到底無理な話であろう。

コメント


認証コード4694

コメントは管理者の承認後に表示されます。

一番初めは聖徳太子