2016.04.19
カテゴリ:ブログ
末広がりの8
サッカーは正式には11人で行うスポーツだ。
この頃は何処へ行っても8人制が推奨されている。
これは少年サッカーというものは8人制で行うと、当時の技術委員長田島幸三さんがヨーロッパに視察に行ったときに言ったからだ。
しかしヨーロッパでは9人制で行っている。
アルゼンチンに行けば世代ごと(二学年ごと)に競技人数が変わる。
8人制と11人制ではサッカーとフットサルくらい違う。
一人一人に与えられる役割、それに対する理解など大幅に変わってくる。
しかも8人制1人審判という、これまたヨーロッパの真似事をしている。
これがヨーロッパで成立している理由は、セルフジャッジという概念が根底にある。
セルフジャッジとは選手に求められる訳で、勝負のかかった大会には相応しくない。
それも含めてリスペクトできる選手と指導者がいなければ、モメるに決まっている。
日本のサッカーレベルにおいて、それを求めるにはまだ相当な時間がかかりそうだ。