ラスト5分

サッカー…奥深すぎて何が正解か未だに分からないスポーツです。
昨日の5年生雨間グランドでの出来事。自分は1試合だけ見て帰る予定だったのだが、急遽最後に練習試合が入る話になり残る事になった。メンバーは立川選抜8名以外の20人。誰を出しても良かったのだが、自分が見た試合に出ていなかったメンバーをスタメンにして行った。前半は防戦一方の0-2とビハインドで折り返してきました。気温も急激に下がり身体の芯から冷えるなか、試合も冷え切っていると言う最悪の状態でした。ハーフタイムにどうやったら攻める事が出来るかを伝えて、同じメンバーで後半戦に臨みました。すると徐々に立九ペースになり惜しいチャンスを作れるようになってきました。しかし得点には結び付かず、時間だけが過ぎていきます。時計の針が残り5分を指した所で右サイドからキーパーと1対1になり欲しかった待望のゴールを奪う事が出来ました。全員にあと5分あることを伝え鼓舞するとラスト2分、相手選手のバックパスをかっさらい起死回生の同点ゴール‼︎選手たちの喜びは最高潮に達した所であと2分あることを伝えました。するとラスト30秒、今度は左から切り込みまさかの逆転ゴールを決めたのです。選手たちは抱き合いながら喜びを分かち合い試合には3-2で勝利したのです。
こんなに出来すぎた話あるのかと思い返しているのですが、本当にサッカーは何が起こるか分からない。しかもこの試合は練習試合での一幕です。試合終了後、出ていた選手もベンチで見ていた選手も、全員で喜びを分かち合い、歓喜できるあの瞬間を体験出来る選手たちは羨ましいと純粋に思いました。人それぞれ見方は違うと思いますが、そこにいた選手たちは少なからず感動をしていたと思います。それは中に入ってる私がそう感じたからです。そして5年生がちゃんと努力をしている事がその瞬間で分かりました。土壇場で力を発揮するのはそれに対する裏付けがあるからです。奇跡はたまたまは起こらない。

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