2019.12.05
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奥が深い
高校時代の授業を思い出すと、楽しかった記憶がありません。
先生は生徒たちに内容を理解させるために、ひたすら板書して、それを生徒たちは書き写していました。
それに比べて小学校や中学校の授業は、楽しかった思い出がたくさんあります。
道徳の授業では、急に「校庭で一時間遊んでいいよ」と言われたことがありました。
化学の授業では先生の新婚旅行の話で、エジプトに行ったことを散々聞かされ、その日到頭化学の授業は行われませんでした。
二月下旬の数学では第三章があと数十ページ残っていたのですが「ここからは家で読んでおくこと」と言われ、三月は全て授業をやらず自由時間を与えられました。
授業をやらない先生がいたのではなく、ユーモラスな先生に惹かれたということを伝えたいのです。
その分野では知らないことがないほど頭の良い先生でも、勉強の教え方がめっちゃ上手な先生でも、ユーモアが無ければ子どもたちを惹きつけることはできません。
サッカーで言えば、コーチが、サッカーがいくら上手でも、練習メニューをたくさん知っていても、子どもたちは付いてきてくれません。
子どもたちと、いかに一緒に遊べるかどうか、一緒に楽しめるかどうか、こんなことが大切なのかなと思っています。