親友

大谷吉継

戦国武将
白装束
(皮膚病を隠すため顔を全て覆っていた)

西軍 石田三成の親友である。

石田三成といえば関ヶ原の戦いで東軍 徳川家康に敗北した武将である。

ある日に行われた茶会で、皮膚病を患っていた大谷吉継の口をつけた茶碗に、他の武将たちは病気が移るのではないかと飲んだふりをした。

そんな中、石田三成はそのお茶を一気に飲み干したことから、この人について行こうと決意をさせた。

それから50年後の関ヶ原の戦いでは、小早川秀秋が東軍に寝返り、その後小早川秀秋の家臣たちも寝返り東軍の圧勝で幕を閉じた。

その時も小早川秀秋の陣の一番近くに陣をとり、寝返りを見抜いていた大谷吉継が攻勢するも、軍勢の数が少なすぎてあっという間に敗北、自刃した。

しかし親友を最後まで守ろうとした大谷吉継の勇姿が、散り際の美学として語り継がれている。

親友とはここまで格別な想いをもった人のことを指すのかもしれない。

そう考えるとなかなか作れるものでもなければ、つくれたときにはその人に一生を捧げられる、そんな素晴らしい絆なんだろうと思う。

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