勉強とは自ら学ぶこと
「自分はサッカーが好きだ」
ということを絵で描いてみよう。
各選手、各々思い通りの絵をキャンパスに描いていました。
・自分がシュートを打つシーン
・グランドを大きく描く
・スパイクとボールだけ描く
などなど、たくさんのアイディアから自分なりに表現をしてくれました。
全ての絵が「正解」です。
このテストは、どう表現するのかが求められる訳で、絵のクオリティは全く関係ありません。
自分がシュートを打つシーンを描いた選手
その表情が笑顔であったり
シュートを打つ顔が強そうだったり
ボールにスピード感があったり
楽しそうとか一生懸命とか、そういった表情からチャレンジしている姿が伝わりました。
グランドを大きく描いた選手
きっとスタジアムの二階席からプロの試合でも見渡している、真剣にもしくは談笑しながら眺めている事を連想させました。
スパイクとボールを描いた選手
ボールとスパイクのメーカーが分かるほど、ひときわ丁寧な描写でした。
そこには自分が大切にしている道具という事が読み取れるところから、サッカーが好きだと伝わりました。
これらのことで解ることは、子どもたちの空想力や想像力は無限大であるということです。
それらを伸ばしてあげるのが、これから求められていく教育の現場です。
我々が育ってきた環境は、軍隊方式で前の人と同じことをするのが当たり前でした。
人と違うことは問題児とまで言われ、とにかく周りに合わせて行動をさせられました。
これからは、人と違う感性を持っていれば、それだけ特徴的で感受性が豊かと評価される時代になります。
だからこそ磨けば光る金の卵たちを大切に育てていくために、我々大人がしっかりとした知識と教養を身につけなければならないのだと思います。