男なら勝負しても良い

「可愛い子には旅をさせよ」

この言葉が、もしかすると響かない人が多いかもしれない。

かわいいから

・何でもやってあげる
・簡単な方法を教える
・困らないように促す

大人は子どもより、考える力も、行動力も、近道も分かっている。

だから子どもにはそれとなしに教えてしまうのだと思う。

ところがそれは大きな間違いで、チャレンジをしていない子どもが大人になったらどうなるか。

きっと、小さくまとまるであろう。

もっと分かりやすく言うなら

普通の人になるだろう

例えば、我が子が地方の全国常連サッカー強豪校に行きたいと言い出したらどうするか?

①レギュラーになれそうなら勧める。
②レギュラーでもそうでなくても勧める。
③そもそも行かせない。

ここで親の価値観によって、その子の将来への道が大きく変わることになる。

もちろん、子どもがチャレンジするという話が前提にあるとはいえ、経済的な部分やその他諸々心配事が尽きないのは承知の上で続きを読んで頂きたい。

①レギュラーになれそうなら行く
そう答えた方は、根本的な心の改革をしなければならない。

全国常連サッカー強豪校に、そのような甘い考え方が通用するはずなどないからだ。

③そもそも行かせない
そう答えた方は、子どもの選択肢を既に減らしていることに気付かなければならない。

選択肢は沢山あった方が良い訳で、2つの中から選びなさいと言われれば、どちらか一方しかなくなる。

無限の数から選びなさいと言われたら、子どもは無限の想像力から引き出しを開けれることになる。

②レギュラーでもそうでなくても勧める
そう答えた方は、親として素晴らしく子どもの事を尊重されているお考えの持ち主かと思われます。

もちろんサッカー強豪校にレギュラーの保証などはなく、入部してからは本人の努力次第とイバラの道が待っています。

順風満帆にレギュラーになれるのなら良いが、万が一レギュラーになれなかったとしても、自分がやってきた三年間に意味がある訳で、頑張ってきた結果とそれをやり切った事実に変わりはありません。

そこでしか味わえない経験は、一般的な高校で味わえる何倍もの貴重な財産になると私は思います。

挑戦する難しさはどの道にも付きまとってきます。

しかしもし、それを乗り越えることが出来れば、きっとその次の段階では豊かな経験から、広がりのある素晴らしい人生が待っていると思います。

大人にはチャレンジさせてあげる器量と発想がないと、子どもは伸び悩むかもしれません。

最後に…
この例え話は、あくまでも考え方であり、強豪校に行けば良いという話ではありません。

子ども自身が、自らの道を自らで選択できれば、きっと悔いのない人生なのだと思います。

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