高校生活の全てを捧げてきた2分半のステージ

今、注目の女子高生を発見した。

大阪府立登美丘高校ダンス部

実にユーチューブのアクセス回数は、1200万回と驚愕の数字を叩き出している。

私も何回も見たが、見れば見るほどハマる。

そして登美丘高校を調べることに至った訳だが、ダンス部の歴史は浅く創部7年しか経っていない。

しかしながら全国大会では二連覇していて、今回が三連覇のかかった大会であった。

その三連覇のかかった大会で使用された楽曲は、荻野目ちゃんのダンシングヒーロー。

80年代の超ヒット曲でユーロ調の先駆け的な曲である。

その80年代で流行したワンレンボディコンにタイトスカートを着こなし、キレキレのダンスを踊る女子高生。

そして調べれば調べるほど、とても華に見える女子高生たちの並々ならぬ努力が分かってきた。

練習は毎日
練習時間は休みの時で6時間~9時間
場所は学校の屋上or廊下
部員は90人
大会に出場できるのは40人

何より素晴らしいと思ったことは、会場にいる人たちを笑顔にできるように踊っているという考え方。

自分も楽しむし、楽しんでもらえるように…

おそらくそこまでの強豪校ともなれば、自分たちの完成度や仕上がりを追求するのが普通であろう。

しかしユーモア溢れるコンセプトには、お客さんを意識した仕様に作られている。

まさにプロがステージに立つ発想である。

きっとその余裕が日本一に近づけるし、どこかサッカーにも通ずる。

観ている人に感動を与えるプレーとは、上手い下手ではない。

どれだけのことをやってきたかは、その人から滲み出る。

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高校生活の全てを捧げてきた2分半のステージ