久々の臨場感

高校サッカー東京予選を視察。

都立の伝統校、東久留米総合と予選から勝ち上がってきた都立狛江の試合。

当然この雨でボールは転がらない。
転がらないどころか予期せぬ止まり方をしたり、スリッピーに伸びたりと凄まじかった。

立ち上がりから勝敗がどちらに向くのかは全く分からない展開になった。

人工芝に水が溜まり、普段の三倍はパワーのいるコンディションだった。

徐々にホーム東久留米が優勢になるが、狛江も踏ん張る。

最初はどっちに転ぶか分からないと思ったが、試合を観ていくうちに実力が上の方が勝つと思いはじめた。

グランドでは、サッカーというよりどちらが遠くに飛ばせるかみたいな勝負。

しかしながらそれを観ていて実力が上の方が勝つと思った。

体温は下がり、寒さでテンションは下がり、思い通りのプレーはできない。
ストレスはたまり、グズグズのユニホームと大雨で声が聞こえない。

この中に強さの秘訣があるのだと思った。

きっと両チームとも下からパスを繋ぎ、ドリブルのキレがある選手がいたのだろう。

それはあくまでも技術。

そうではない気持ちと気持ちのぶつかり合いでは、本当にソコヂカラが無ければ戦えない。

ソコヂカラ=実力

こう定義したらコンディションの良い日に再戦をしたところで、結果はさほど変わらない気がした。

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