2016.05.27
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学校教育法第862条
サッカーの試合は本気でやるから面白い。
そもそも本気でやらないサッカーなど、サッカーとは言わない。
公園で遊んでいるのもサッカー、道端でボールを蹴るのもサッカー、チームに入って練習するのもサッカーである。
ただしその中には、やっている本人同士がムキになるから、負けたくないという気持ちが起こる。
そこにはサッカー選手としての成長も去る事ながら、人間としても大きく成長できる場所がある。
それが勝敗がどうでも良いだの、負けても悔しくないだの言っている人間は、単なる強がりならまだしも、そうでないとしたら、大問題な人間だ。
社会に出ても、どの分野においても競争がある。
パン屋になれば、隣のお店より売らなければいけない。
警察官になれば、隣の警官よりも出世しなければならない。
サラリーマンになれば、同業他社と競り合わなければならない。
学校教育においても、このご時世、順位を決めないというやり方をしていると聞く。
そんな事で子供が成長できる訳がない。
我々の時代は、高校の期末テストの結果が廊下に張り出されていた。
小中学生のときは足の速い順に整列をさせられたものだ。
負けて嫌な気分になるから次こそ頑張ろうと意識する。
学校では、何の勉強も教えなくて良いから、競争が無い、ぬるま湯の世界など社会には無い事だけは教えて頂きたい。