相次ぐ中止

いまだ残雪があるようで各方面試合中止の連絡が来ております。しかし雪というのは子供たちは大喜び、大人は喜ぶどころか逆に迷惑を被る極まりない。こんなに両極端の良悪が出るものもそうそうないであろう。
大都会東京においてこの雪というものは色々な面で混乱をさせる。公共交通機関、道路、強いては買い物にいくお年寄りまでを不自由にさせてしまう。
私も大学生のころ山籠りをした経験があるが、山に生きる人はこの程度の雪は、雪と感じないし降ったうちに入らない。なぜなら彼らは雪と一体化しているからだ。冬の時期に夏の分まで蓄えを要する山の人間たちは、雨乞いならぬ雪乞いをするほどだ。逆に雪が降らないというのは彼らにとって死活問題になる。
昔ドイツに住んでいた頃は1年のうち半分は雪が降っていた。北緯も日本より高く寒い日の方が多かった印象もある。しかし道には消雪パイプがあり全く不自由した経験がない。
何れにしろ東京に住む我々には毛頭関係のない話だが、雪かきのできないおじさんを見ているとなんだか悲しい気持ちになってくる。

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